都市国家「ポリス」をわかりやすく解説

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ポリスとは

ポリスとは、紀元前8世紀のギリシアで生まれた都市国家です。

都市国家というと難しいですが、簡単に「小さな国」と考えておいて良いでしょう。

古代ギリシアには、ポリスが1000個以上存在していました。

古代ギリシアは統一された国家ではなく、多数の独立したポリスによって構成されていたのです。

また多くのポリスは民主政であり、古代ギリシアは世界最古の民主主義の事例でもあります。

ポリス成立の背景

ポリスの成立は、紀元前8世紀におこります。

ポリスが成立した背景についてですが、これについて明確に論じることはできません。

これは、ポリスの成立がいわゆる暗黒時代にあたる時期で、残されている史料が少ないことが原因です。

代表的なポリス

代表的なポリスとしては、アテネとスパルタの2つが挙げられます。



参考文献
桜井万里子・本村凌二『世界の歴史5ギリシアとローマ』中央公論社,1997.
桜井万里子編『新版世界各国史17 ギリシア史』山川出版社,2005.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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