「アンティゴノス朝マケドニア」をわかりやすく解説

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アンティゴノス朝マケドニアとは

アンティゴノス朝マケドニアとは、ヘレニズム時代において、主にギリシャの一部を支配した王朝です。

時期としては、紀元前276年~紀元前168年まで存続しました。

背景:ヘレニズム時代

アンティゴノス朝マケドニアは、ヘレニズム時代の争いの中、成立した王朝です。

アンティゴノス朝マケドニア史①アンティゴノス・ゴナタス

アンティゴノス・ゴナタスは、紀元前277年~紀元前239年の王です。

混乱していたマケドニアを治め、アンディゴノス朝マケドニアを成立させました。

紀元前267年頃、ギリシアのアテナイスパルタと戦い、勝利しました。(クレモニデス戦争)

アンティゴノス朝マケドニア史②デメトリオス2世

デメトリオス2世は、紀元前239年~紀元前229年の王です。

紀元前238年~紀元前229年、デメトリオス戦争においてギリシア勢力と戦い、アテナイなどが勢力を拡大しました。

アンティゴノス朝マケドニア史③アンティゴノス・ドソン

アンティゴノス・ドソンは、紀元前229年~紀元前221年の王です。

紀元前222年、セラシアの戦いにおいて、スパルタに勝利しました。

アンティゴノス朝マケドニア史④フィリッポス5世

フィリッポス5世は、紀元前221年~紀元前179年の王です。

紀元前220年~紀元前217年、同盟市戦争においてギリシア勢力と戦いますが、情勢に大きな変化はありませんでした。

アンティゴノス朝マケドニア史⑤ペルセウス

ペルセウスは、紀元前179年~紀元前168年の王です。

紀元前171年~紀元前168年、第三次マケドニア戦争(ローマvsアンティゴノス朝マケドニア)において、アンティゴノス朝マケドニアは敗北し、滅亡しました。

古代ローマへ

アンティゴノス朝マケドニアは滅亡し、古代ローマの支配下となりました。



参考文献
桜井万里子『新版世界各国史17 ギリシア史』山川出版社,2005.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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