「アルサケス朝パルティア」をわかりやすく解説

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アルサケス朝パルティアとは

アルサケス朝パルティアとは、セレウコス朝シリアから独立して生まれた王朝です。

時期としては、紀元前248年~紀元後224年まで存続しました。

イランを統一したことで知られています。

前史:セレウコス朝シリア

前述の通り、アルサケス朝パルティアは、セレウコス朝シリアから独立して誕生した王朝です。

アルサケス朝パルティア史①アルサケス

アルサケスは、パルティアの最初の王です。

セレウコス朝シリアから独立し、アルサケス朝パルティアを成立させました。

アルサケス朝パルティア史②ミトラダテス1世

ミトラダテス1世は、紀元前171年~紀元前138年の王です。

ミトラダテス1世は、イランを統一しました。

アルサケス朝パルティア史③オロデス2世

オロデス2世は、紀元前57年~紀元前38年の王です。

紀元前53年、カルラエの戦いで、ローマのクラッススに勝利しました。

アルサケス朝パルティア史④ヴォロゲセス1世

ヴォロゲセス1世は、51年~76年の王です。

ローマ皇帝のネロと対立するも、最終的にはパルティアとローマの関係を改善させました。

アルサケス朝パルティア史⑤アルタバヌス5世/滅亡

アルタバヌス5世は、213年~224年の王です。

224年、ササン朝ペルシアのアルダシール1世に敗北し、アルサケス朝パルティアは滅亡しました。

ササン朝ペルシアへ

アルサケス朝パルティアの滅亡後、ササン朝ペルシアが台頭していきます。


参考文献
小林登志子『古代メソポタミア全史』中央公論新社,2020.
永田雄三編『新版世界各国史9 西アジア史Ⅱ』山川出版社,2002.
小川英雄・山本由美子『世界の歴史4 オリエント世界の発展』中央公論社,1997.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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