「タタールのくびき」をわかりやすく解説

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タタールのくびきとは

タタールのくびきとは、ロシアがモンゴル人によって支配された時代です。

時期としては、13世紀前半~1480年です。

前史:キエフ大公国

「タタールのくびき」の前、ロシアではキエフ大公国が権力を握っていました。

タタールのくびき史①モンゴル人の侵略

13世紀前半、モンゴル人のバトゥが南ロシアを征服します。

そして1243年、南ロシアにモンゴル人の国家であるキプチャク・ハン国が作られます。

こうして、モンゴル人がロシアを支配する「タタールのくびき」が始まります。

タタールのくびき史②モスクワ大公国の台頭

14世紀前半のイヴァン1世の時代から、モスクワ公によるウラジーミル大公(当時のロシア最高権力者)就任が定着します。

こうしてモスクワ大公国が台頭していきます。

また同じく14世紀に、キプチャク・ハン国は王家が断絶し、衰退していきます。

タタールのくびき史③終了

モスクワ大公のイヴァン3世は、モンゴル勢力と複数回にわたって戦い、モンゴルの影響を取り除いていきます。

そして1480年、ウグラ河畔の対峙でのモンゴル勢力の撤退をもって、「タタールのくびき」が終了します。

また1502年、キプチャク・ハン国が滅亡し、モンゴル人のロシア支配は名実ともに終了します。

モスクワ大公国へ

「タタールのくびき」の終了後、モスクワ大公国がロシアを統治していきます。



参考文献
田中陽兒・倉持俊一・和田春樹編『世界歴史大系 ロシア史1 9世紀~17世紀』山川出版社,1995.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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