「フイヤン派」「ジロンド派」「山岳派」違いをわかりやすく解説

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3つの派閥を解説

フイヤン派とは

フイヤン派とは、立憲王政(王の権力が憲法によって制限されている政治体制)の維持を目指す一派です。

フイヤン派は、王の存在を否定しない保守的な派閥でした。

ジロンド派とは

ジロンド派とは、共和政(王がいない政治体制)の確立を目指す一派です。

ジロンド派は、王のいない民主的な政治を目標とする革新的な派閥でした。

山岳派とは

山岳派とは、共和政(王がいない政治体制)を支持する急進的な一派です。

共和政を理想とするのはジロンド派と同じですが、穏和なジロンド派と異なり、山岳派はより急進的な派閥です。

背景:フランス革命

これらの派閥の対立は、フランス革命の含まれる出来事です。

フランス革命の派閥史①フイヤン派vsジロンド派

1791年に立憲王政が確立したのち、立法議会が開かれます。

議会では、立憲王政を維持したいフイヤン派と、共和政(王のいない政治)を実現したいジロンド派が対立します。

最終的には1792年9月、民衆運動の影響から王政は廃止され、フランスは共和政となります。

そしてフランス王のルイ16世は処刑され、ブルボン朝の時代が終わります。

フランス革命の派閥史②ジロンド派vs山岳派

フランス革命に反対する西ヨーロッパ諸国は、第1回対仏大同盟を結成します。

これにより、フランスと西ヨーロッパ諸国の戦争の危機が訪れます。

そんな中、それでも地方分権や自由を重要視するジロンド派と、非常事態に対応するために権力集中を目指す山岳派が対立します。

そして1793年、山岳派はジロンド派を政治から排除し、山岳派のロベスピエールによる独裁政治が始まります。

ロベスピエールの恐怖政治へ

これ以降、ロベスピエールの恐怖政治が始まります。



参考文献
五十嵐武士・福井憲彦『世界の歴史21 アメリカとフランスの革命』,中央公論社,1998.
柴田三千雄『フランス史10講』岩波新書,2006.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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