「オーストリア継承戦争」をわかりやすく解説

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オーストリア継承戦争とは

オーストリア継承戦争とは、プロイセン王国とオーストリア(ハプスブルク家)の戦争です。

時期としては、1740年~1748年です。

その他に、フランスイギリスなど複数の国を巻き込んだ戦争となりました。

オーストラリア継承戦争史①カール6世の死亡

1740年、神聖ローマ帝国の皇帝であるカール6世が死亡します。

これにより、娘のマリア・テレジアが跡を継ぎ、オーストリアの支配権を手に入れます。

しかしプロイセン王国のフリードリヒ2世は、異議を唱え、オーストリアのシュレジエンを占領します。

オーストリア継承戦争史②開戦

プロイセンとオーストリアの戦争が始まります。

フランスがプロイセンに味方し、イギリスがオーストリアに味方するなど、ヨーロッパ全体を巻き込んだ戦争となります。

オーストリア継承戦争史③アーヘンの和約

1748年、アーヘンの和約が結ばれ、オーストリア継承戦争が終結します。

これにより、プロイセン王国は正式にシュレジエンを手に入れました。

七年戦争へ

オーストリア継承戦争の終了後、プロイセンとオーストリアの戦争である七年戦争が発生します。



参考文献
成瀬治・山田欣吾・木村靖二編『世界歴史大系 ドイツ史2 1648年~1890年』山川出版社,1996.
坂井榮八郎『ドイツ史10講』岩波書店,2003.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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