「アメリカ独立戦争」をわかりやすく解説

目次

アメリカ独立戦争とは

アメリカ独立戦争とは、植民地だった北アメリカが、イギリスからの独立を決めた戦争です。

1775年~1781年に発生しました。

本記事では、「アメリカ独立戦争」を中心に、アメリカの独立について解説していきます。

アメリカ独立の背景:アメリカへの課税

当時のイギリスは、1756年~1763年の七年戦争の影響もあり、財政難に苦しんでいました。

そのためイギリスは、財政を立て直すために、植民地であるアメリカへの課税を強化します。

アメリカ独立史①アメリカの反発

アメリカは、イギリスからの課税に反発します。

特に1773年のボストン茶会事件は有名で、イギリスから輸出されてきた茶箱を海に投げ捨て、イギリスに抵抗しました。

アメリカ独立史②戦争の開始

ボストン茶会事件に対して、イギリスは厳しい制裁措置をとります。

この制裁にアメリカは反発し、諸法の撤廃などを求め、イギリスとの対立を深めます。

そして1775年、イギリスとアメリカの戦争が始まります。

アメリカ独立史③独立宣言

1776年1月、トマス・ペインの『コモン・センス』が発表されます。

これを読んだ人々は、アメリカの独立へ関心を持つようになります。

そして1776年7月4日、アメリカの13州が合意の上、独立宣言を発表します。

独立を目標としたアメリカは、イギリスとの戦争を継続していきます。

アメリカ独立史④戦争の終結/アメリカ独立

1781年、アメリカはイギリスとの戦争に勝利します。

そして1783年にパリ条約が締結され、アメリカ合衆国の独立が決定します。

また1787年、合衆国憲法が制定され、共和政の国家としての道を歩み始めます。



参考文献
有賀貞・大下尚一・志邨晃佑・平野孝『世界歴史大系 アメリカ史1』山川出版社,1994.
五十嵐武士・福井憲彦『世界の歴史21 アメリカとフランスの革命』中央公論社,1998.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
(Amazonのリンクとなっております)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次