フランスの「第四共和政」をわかりやすく解説

目次

第四共和政とは

第四共和政とは、第二次世界大戦後のフランスの政治形態です。

時期としては、1946年~1958年です。

前史:ヴィシー政権→臨時政府

第二次世界大戦中、ヴィシー政権がフランスを支配していました。

第二次世界大戦後は、ヴィシー政権が崩壊し、臨時政府がフランスを立て直しました。

第四共和政史①企業の国有化

ルノー自動車会社、航空機製造、主要な銀行、大手保険会社など、企業の国有化を次々と進めました。

これにより、国主導での経済成長を目指しました。(計画経済)

第四共和政史②植民地の独立

第四共和政の時代、フランスの植民地の独立運動が起こります。

そのためフランスは、一部の植民地を放棄しました。

しかし主要な植民地であるアルジェリアの独立をめぐって、フランス国内は対立し、情勢は混乱していきます。

第五共和政へ

アルジェリアの独立運動への対応をめぐり、情勢は混乱していきます。

そのためフランスは、第五共和政に移行して大統領の権限を強化し、問題へ対処していきます。



参考文献
柴田三千雄・樺山紘一・福井憲彦『世界歴史大系 フランス史3 19世紀なかば~現在』山川出版社,1995.
柴田三千雄『フランス史10講』岩波書店,2006.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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