「カペー朝」をわかりやすく解説

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カペー朝とは

カペー朝とは、中世フランスの王朝です。

時期としては、987年~1328年です。

前史:カロリング朝(フランク王国)

カペー朝が台頭する前、カロリング朝が同地域を支配していました。

カペー朝史①ユーグ・カペー

ユーグ・カペーは、987年~996年の王です。

カロリング家の断絶後、王に選出されました。

ここから、カペー朝が始まります。

カペー朝史②フィリップ2世

フィリップ2世は、1180年~1223年の王です。

イングランドと何度も戦争を行いました。

また、第3回十字軍への参加で知られています。

カペー朝史③フィリップ4世

フィリップ4世は、在位1285年~1314年の王です。

1303年、アナーニ事件において、教皇ボニファティウス8世を死に追いやったことで知られます。

ヴァロワ朝へ

カペー朝は、内部対立や子孫の不足により、やがて衰退していきます。

そして1328年、カペー朝の時代が終わり、ヴァロワ朝の時代へ移ります。



参考文敬
柴田三千雄・樺山紘一・福井憲彦『世界歴史大系 フランス史1 先史~15世紀』山川出版社,1995.
柴田三千雄『フランス史10講』岩波書店,2006.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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