「第二次世界大戦」をわかりやすく解説

目次

第二次世界大戦とは

第二次世界大戦とは、アメリカ、イギリスフランスソ連ドイツ、イタリア、日本など、多数の国が参戦した大規模な戦争です。

1939年~1945年にわたって発生しました。

前史:ヴェルサイユ体制の破壊

1935年、ドイツはヴェルサイユ条約を破り、再び軍事化していきます。

第二次世界大戦史①ドイツの侵攻

1939年9月1日、ドイツ軍がポーランドに侵攻します。

ドイツ軍は、ポーランドを征服した後、さらにデンマークやノルウェーに侵攻して征服します。

そして1940年6月、ドイツ軍はフランスに侵攻し、パリを占領します。

第二次世界大戦史②日独伊三国同盟

1940年9月27日、日本・ドイツ・イタリアの軍事同盟である、日独伊三国同盟が締結されます。

第二次世界大戦史③独ソ戦争

1941年6月22日、ドイツはソ連に奇襲攻撃をします。

これにより、ドイツvsソ連の戦争が始まります。

ソ連は苦戦しますが、アメリカやイギリスによるソ連への物資提供もあり、戦争は長期化していきます。

最終的には、ソ連が反撃に成功し、1943年2月にドイツは敗北します。

第二次世界大戦史④太平洋戦争

1941年12月8日、日本は、アメリカのパールハーバー(真珠湾)を奇襲攻撃します。

これにより、日本vsアメリカの戦争が始まり、世界大戦が本格化していきます。

この戦争で、日本は勝利できず、苦しい状況に追い込まれます。

第二次世界大戦史⑤ノルマンディー上陸/ドイツの降伏

1944年6月6日、アメリカ・イギリス・カナダの三国により、ノルマンディー上陸作戦が行われます。

これにより、ドイツに占領されていたパリが解放されます。

そして1945年4月、ソ連がドイツのベルリンを包囲し、ドイツの首相ヒトラーは自殺しました。

1945年5月8日、ドイツは降伏しました。

第二次世界大戦史⑥日本の降伏

1945年、アメリカによる日本への空襲が激化し、3月10日には東京大空襲が起こります。

1945年4月、アメリカ軍が沖縄本島に上陸し、本土決戦が開始されます。

また1945年8月6日には広島に原子爆弾が投下され、8月9日には長崎に原子爆弾が投下されました。

このような状況の中、1945年8月15日、日本は降伏します。

第二次世界大戦史⑦戦後処理

ドイツは、アメリカ・イギリス・フランス・ソ連によって分割占領されました。

日本は、アメリカによって間接的に占領され、国の改革がなされました。

そしてドイツと日本の両国で、戦争指導者の処罰が行われました。

また1947年のパリ講和条約によって、その他の敗戦国は主権を回復しました。

冷戦へ

第二次世界大戦末から、アメリカとソ連の対立を中心とする冷戦が始まります。


参考文献
油井大三郎・古田元夫『世界の歴史28 第二次世界大戦から米ソ対立へ』中央公論社,1998.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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