「名誉革命」をわかりやすく解説

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名誉革命とは

名誉革命とは、立憲王政(憲法によって、王の権力が抑えられた政治体制)が実現した革命です。

1688年~1689年にかけて、イギリスで発生しました。

前史:王政復古

イングランドでは、ピューリタン革命により、一時的に共和政(王のいない政治体制)が実現しました。

そんな中、1660年にチャールズ2世が王位に就き、イングランドは再び王政となりました。

そして1685年には、ジェームズ2世が王位に就き、再び王権を強化していきます。

名誉革命史①ジェームズ2世の排除

議会は、王権を強化するジェームズ2世に対抗するため、オランダ総督のウィレム3世を招きます。

ウィレム3世は、かつてのイングランド王であるチャールズ1世の孫です。

1688年、ウィレム3世は、軍隊を率いてイングランドに上陸します。

これに対して、ジェームズ2世はフランスに亡命し、事実上イングランド王位から退きます。

名誉革命史②ウィリアム3世とメアリ2世の即位

1689年、ウィレム3世はウィリアム3世として、ウィレム3世の妻はメアリ2世として、イングランドの王位に就きます。

名誉革命史③立憲王政の成立

1689年末、権利の章典が成立します。

これによって、国民の諸権利が保障され、議会が王位の決定権を持つようになります。

これによって、イングランドは立憲王政に移行します。



参考文献
岩井淳『世界史リブレット115 ピューリタン革命と複合国家』山川出版社,2010.
近藤和彦『イギリス史10講』岩波書店,2013.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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