「後漢」をわかりやすく解説

目次

後漢とは

後漢とは、古代中国の王朝です。

25年~220年まで存続しました。

前史:前漢

後漢が成立するまで、前漢が中国を統治していました。

後漢の歴史①前漢の滅亡/新の成立

8年、前漢の時代が終わります。

新たに権力を握った王莽は、を建国しました。

後漢の歴史②新の滅亡

17年、赤眉の乱と呼ばれる、漢の復活を目的とする反乱が起こります。

これにより、23年、新が滅亡します。

後漢の歴史③光武帝/後漢の成立

25年、後漢が成立します。

後漢では、劉秀が初代皇帝に就任し、光武帝となります。

光武帝は、各地の有力者を滅亡させ、36年に中国を統一します。

後漢の歴史③黄巾の乱/後漢の滅亡

184年、黄巾の乱が発生し、後漢は崩壊へ向かっていきます。

220年、後漢は、魏に権力を受け渡し(禅譲)、滅亡します。

三国時代へ

後漢が滅亡し、魏・呉・蜀の3つの国が並立する三国時代へと移ります。



参考文献
尾形勇・岸本美緒編『中国史 上』山川出版社,2019.
尾形勇・平㔟隆郎『世界の歴史2 中華文明の誕生』中央公論社,1998.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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