「スペイン継承戦争」をわかりやすく解説

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スペイン継承戦争とは

スペイン継承戦争とは、フランスvsオーストリア、イギリス、オランダなどの戦争です。

時期としては、1702年~1713年です。

最終的にフランスが敗北しました。

スペイン継承戦争史①スペイン王フェリペ5世の誕生

1700年、スペイン王のカルロス2世が死亡します。

これにより、フェリペ5世(フランス王のルイ14世の孫)がスペイン国王となります。

この時フェリペ5世は、フランスの王位継承権(将来のフランス王になる権利)を放棄します。

スペイン継承戦争史②開戦

フランス王のルイ14世は、フェリペ5世のフランスの王位継承権(将来のフランス王となる権利)の放棄を取りやめます。

これに対して、オーストリア・イギリス・オランダなどが反発し、フランスとの戦争に突入します。(スペイン継承戦争)

スペイン継承戦争史③ユトレヒト条約

1713年、ユトレヒト条約が結ばれ、スペイン継承戦争が終了します。

この条約により、フェリペ5世は、フランスの王位継承権(将来のフランス王となる権利)を放棄します。

加えてフランスは、アメリカ大陸のいくつかの領土を失うなど、損害を受けました。



参考文献
今井宏編『世界歴史大系イギリス史2 近世』山川出版社,1990.
柴田三千雄・樺山紘一・福井憲彦『世界歴史大系 フランス史2 16世紀~19世紀なかば』山川出版社,1996.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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