「デーン朝」をわかりやすく解説

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デーン朝とは

デーン朝とは、イングランド王国の初期の王朝です。

時期としては、1016年~1042年まで存続しました。

デーン朝は、デンマーク人による王朝でした。

本記事では、1042年~1066年のウェセックス家の復活まで解説しています。

前史:ウェセックス家

デーン朝が台頭する前、ウェセックス家がイングランドの王位に就いていました。

デーン王朝①カヌート1世

カヌート1世は、1016年~1035年の王です。

イングランドに侵攻し、ウェセックス家に有力な後継者がいなくなったのち、デーン朝を創始しました。

デーン王朝②ハーディカヌート

ハーディカヌートは、1040年~1042年の王です。

ハーディカヌートの死により、デーン王朝の直系の子孫がいなくなりました。

ウェセックス家の復活①エドワード証聖王

エドワード証聖王は、1042年~1066年の王です。

ウェセックス家のエドワード証聖王の即位により、もう一度ウェセックス家の時代となります。

ウェセックス家の復活②ハロルド2世

ハロルド2世は、1066年の王です。

デーン人に勝利するも、ノルマン人との戦いに敗北し、死亡しました。

ハロルド2世の死後、イングランドは、ノルマン朝によって支配されます。

ノルマン朝へ

ハロルド2世の死後、イングランドでは、ノルマン朝の支配が始まります。



参考文献
青山吉信編『世界歴史大系 イギリス史1 先史~中世』山川出版社,1991.
近藤和彦『イギリス史10講』岩波書店,2013.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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