「イスラームの歴史・王朝」16記事まとめ
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目次
ブワイフ朝とは
ブワイフ朝とは、ブワイフ家によるシーア派のイスラーム王朝です。
時期としては、932年~1062年まで存続しました。
現在のイランやイラクのあたりを統治しました。
ブワイフ朝は、実質的には権力を握っていたものの、名目上はアッバース朝の配下でした。
前史:アッバース朝
ブワイフ朝の成立前、アッバース朝が影響力を持っていました。
「アッバース朝」をわかりやすく解説
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ブワイフ朝史①アフマド(ムイッズ・アッダウラ)
アフマドは、946年~の大アミールです。
946年、アッバース朝カリフのムスタクフィーから、大アミールに任命されました。
ブワイフ朝史②イッズ・アッダウラ
イッズ・アッダウラは、967年~978年の大アミールです。
973年、ビザンツ帝国から侵攻され、続けてハムダーン朝に主要都市バクダードを包囲されます。
これ以降、内部対立や治安悪化が進み、ブワイフ朝は衰退していきます。
ブワイフ朝史③ジャラール・アッダウラ
ジャラール・アッダウラは、1025年~1043年の大アミールです。
経済的な衰退が進み、人員削減などが行われました。
またセルジューク朝などが台頭し始め、ブワイフ朝は存在感を失っていきました。
セルジューク朝へ
ブワイフ朝の滅亡後、セルジューク朝が台頭していきます。
「セルジューク朝」をわかりやすく解説
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参考文献
佐藤次高編『新版世界各国史8 西アジア史Ⅰ』山川出版社,2002.
佐藤次高『世界の歴史8 イスラーム世界の興隆』中央公論社,1997.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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