目次
東ゴート王国とは
東ゴート王国とは、ゲルマン人の一派のゴート族による王国です。
時期としては、493年~555年まで存続しました。
イタリア半島などを支配しました。
前史:西ローマ帝国
東ゴート王国の成立前、同地域は西ローマ帝国が支配していました。
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東ゴート王国史①テオドリック
テオドリックは、493年~526年の王です。
西ローマ帝国を滅ぼしたオドアケルを倒し、イタリア半島に東ゴート王国の創設しました。
東ゴート王国史②アマラソンタ
アマラソンタは、テオドリックの死後~535年の摂政です。
ビザンツ帝国の皇帝ユスティニアヌスに協力を要請するなど、一定の関係を築きました。
535年、暗殺されました。
東ゴート王国史③滅亡
アマラソンタが暗殺されたことを口実に、ビザンツ帝国は東ゴート王国を攻撃します。
552年、この戦いによって、東ゴート王国は壊滅します。
555年、東ゴート王国の要塞が全て陥落し、滅亡します。
ビザンツ帝国/ランゴバルド王国へ
東ゴート王国の滅亡後、イタリア半島はビザンツ帝国の領土となります。
しかし561年、ランゴバルド人がイタリア半島に侵入し、ランゴバルド王国を作ります。
こうしてイタリア半島には、二つの勢力が併存していきます。
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参考文献
松本宣郎編『世界歴史大系 イタリア史1 古代・初期中世』山川出版社,2021.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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