「イスラームの歴史・王朝」16記事まとめ
【イスラームとは】 イスラームとは、7世紀のメッカ(現在のサウジアラビアの都市)で成立した宗教です。 本記事では、イスラームの成立~オスマン帝国の滅亡まで、イス…
目次
サファヴィー朝とは
サファヴィー朝とは、イラン北西部で成立した、シーア系のイスラーム王朝です。
時期としては、1501年~1736年まで存続しました。
前史:サファヴィー教団
サファヴィー教団とは、イスラーム神秘主義の教団です。
サファヴィー教団は、やがて軍事力をつけ、政治的な権力を握っていくのでした。
サファヴィー朝史①イスマーイール1世
イスマーイール1世は、1501年~1524年のシャーです。
サファヴィー教団の長であり、サファヴィー朝の創設者です。
しかし1514年、チャルディラーンの戦いでオスマン帝国に敗れ、イスマーイール1世は勢いを失います。
サファヴィー朝史②タフマースブ
タフマースブは、1524年~1576年のシャーです。
オスマン帝国のスレイマン1世に何度も攻撃されながら、何とか領土を守りました。
また遠征を行い、領土を拡大しました。
サファヴィー朝史③アッバース1世
アッバース1世は、1587年~1629年のシャーです。
国内の体制を整え、サファヴィー朝の最盛期を築きました。
サファヴィー朝史④スルターン・フサイン
スルターン・フサインは、1694年~1722年のシャーです。
国内の反乱が相次ぎ、首都イスファハーンが陥落しました。
これにより、サファヴィー朝は大きく衰退しました。
サファヴィー朝史⑤アッバース3世
アッバース3世は、1732年~1736年のシャーです。
1736年、アッバース3世は、摂政のナディールクリー・ベグ・アフシャールによって退位させられます。
これにより、サファヴィー朝が滅亡しました。
アフシャール朝へ
ナディールクリー・ベグ・アフシャールによってアフシャール朝が作られます。
「イスラームの歴史・王朝」16記事まとめ
【イスラームとは】 イスラームとは、7世紀のメッカ(現在のサウジアラビアの都市)で成立した宗教です。 本記事では、イスラームの成立~オスマン帝国の滅亡まで、イス…
参考文献
永田雄三編『新版世界各国史9西アジア史Ⅱ』山川出版社,2002.
永田雄三・羽田正『世界の歴史15成熟のイスラーム社会』中央公論社,1998.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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