「テマ制(軍管区制)」わかりやすく解説

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テマ制とは

テマ制とは、帝国をいくつかのテマ(軍管区)に分割し、統治する制度です。

別名、軍管区制とも呼ばれます。

それぞれのテマの長官は、テマの政治と軍事に関する権限が与えられました。

テマ制は、ビザンツ帝国が異民族の侵入に対応するために導入されたと考えられています。

テマ制の成立時期

テマ制の成立時期は、7世紀以降と考えられます。

しかし具体的なテマ制の成立時期については、研究者の間でも意見が分かれているようです。¹

ただ、9世紀にはテマという用語が史料中にみられるため、それまでに成立したのは間違いないでしょう。

テマ制の成立過程

テマ制の成立過程に関しても、研究者の間で意見が分かれているようです。¹

特定の皇帝によってテマが成立したという説や、自然発生的にテマが成立したという説があります。



参考文献
井上浩一・栗生沢猛夫『世界の歴史11 ビザンツとスラブ』中央公論新社,1998.
中谷功治『ビザンツ帝国』中央公論新社,2020.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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¹中谷功治『ビザンツ帝国』中央公論新社,2020.

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