「モンゴル帝国」をわかりやすく解説

目次

モンゴル帝国とは

モンゴル帝国とは、複数のモンゴル系国家による、ゆるい連合を指します。

時期としては、1206年~1388年まで存続しました。

モンゴル帝国を構成する国としては、チャガタイ・ハン国キプチャク・ハン国イル・ハン国などが知られています。

モンゴル帝国史①チンギス・ハン

チンギス・ハンは、1206年~1227年のハンです。

大モンゴル国を創設し、モンゴル高原における支配を固めました。

また、金やホラズム・シャー朝に打撃を与えるなど、軍事的な成果を上げました。

モンゴル帝国史②オゴタイ

オゴタイは、チンギスの息子で、1229年~1241年のハンです。

1234年、金を滅ぼし、領土を拡大しました。

オゴタイの兄であるチャガタイは、中央アジアにチャガタイ・ハン国を作りました。

オゴタイの親戚であるバトゥは、西方に遠征を行い、最終的にはキプチャク・ハン国を作りました。

モンゴル帝国史③モンケ

モンケは、チンギスの孫で、1251年~1259年のハンです。

モンケは、弟のフラグに、西アジアを遠征させました。

その後フラグは、イル・ハン国を作りました。

モンゴル帝国史④フビライ

フビライは、1260年~1294年のハンです。

フビライは、元々は中国方面で支配力を持っていた人物でした。

そのため1271年、大元ウルス(いわゆる中国の王朝)を創設し、中国への進出を強化しました。

モンゴル帝国史⑤カイシャン(武宗)

カイシャンは、1307年~1311年のハンであり、元の皇帝です。

4つのモンゴル系国家(「」、「チャガタイ・ハン国」、「キプチャク・ハン国」、「イル・ハン国」)の関係が改善され、一体感を持ちました。

このモンゴル帝国の繁栄期は「パクス・モンゴリカ」と呼ばれています。

モンゴル帝国史⑥トゴン・テムル(順帝)

トゴン・テムルは、1333年~1370年のハンであり、元の最後の皇帝です。

この時代、天災や内紛によって元は衰退していきます。

そして1368年、朱元璋に進軍され、元は滅亡します。

モンゴル帝国史⑦トクズ・テムル/滅亡

トクズ・テムルは、1378年~1388年のハンです。

1388年、トクズ・テムルが殺害され、モンゴル帝国は滅亡します。


参考文献
杉山正明『モンゴル帝国の興亡 上 軍事拡大の時代』講談社,1996.
杉山正明『モンゴル帝国の興亡 下 世界経営の時代』講談社,1996.
杉山正明・北川誠一『世界の歴史9 大モンゴルの時代』中央公論社,1997.
木村靖二・岸本美緒・小松久男編『詳説世界史研究』山川出版社,2017.
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